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システムズアプローチ研修会のご案内

さまざまなことがらをシステムとして捉え、システムが織りなす関係を扱うシステムズアプローチは、個人・家族の心理療法ではもちろんのこと、医療、看護、教育、産業、福祉、司法等、さまざまな領域において有効性を発揮します。本研修会は、システムズアプローチの基礎を集中的に学ぶことで、システムズアプローチの実践へと踏み出すことを目的としています。

2021年度の基礎研修は、オンラインで実施いたします。例年は、ロールプレイや全体で行うワークなどを中心としたカリキュラムを実施しておりますが、今回はオンラインということもあり、講義と個人ワークを中心としたコンパクトな内容に再編成いたしました。講義を中心とする分、事例提示を増強し、またナラティヴ・セラピー、コラボレイティヴ・アプローチといった近年の潮流についても取り上げることといたしました。2022年度以降は感染状況が落ち着き次第、対面による従来の研修体制となる予定です。2021年度限定の内容となるかもしれません、奮ってご参加ください。

●2021年度プログラム

第1回 9月26日(日) 事象とフレーム
システムズアプローチとは何か、概略を見渡した後、「フレーム(枠組み)」について説明します。事象とフレームを分別し、フレームをいかに把握するか、その「型」を学びます。「クライアントや家族のフレームを把握し、フレームを活用する」、というプロセスは、システムズアプローチの根幹をなす部分であり、その基礎的な理解を図ります。

第2回 10月17日(日) ストーリー構成
ストーリー構成〜リストーリー:被支援者の語りは、支援者の受け取り方、言動によって多様に変化します。被支援者とのコラボレーションを推し進めるには、支援者の側が被支援者と共有可能なストーリーを能動的に構成する必要があります。システムズアプローチは、ダブルバインド概念に顕著なように人間間のコミュニケーションを階層的に理解しようとしてきました。第2回では、意味の階層性に着目してストーリーを図式化し視覚的に構成する仕方を学びます。また、ストーリーの変化をリフレーミングから理解します。リフレーミングは「言葉の言いかえ」という実践イメージが流通しておりますが、臨床現場で効果的に役立てるためには、「パンクチュエーション」概念をつうじてその仕組みを理解する必要があります。

第3回 11月28日(日) コミュニケーション公理とMRIのアプローチ
システムズアプローチにおけるコミュニケーションは「会話」に限定されません。また、複数の人間を個に閉じ込めずに理解する上で欠かせない概念です。第3回では、MRIの「コミュニケーション公理」を学ぶことで、臨床場面におけるコミュニケーションの捉え方を学びます。その上で、人間関係をコミュニケーション・パターンという観点から観察し、仮説を設定する練習を行います。パターンというものの見方を知ることで、関係そのものを扱うことが可能になります。加えて、システムズアプローチと関連の深い、MRIによる解決努力の悪循環パターンにアプローチする手法を学びます。

第4回 12月26日(日) 複数面接のすすめ方
システムズアプローチの決して小さくない源流のひとつが家族療法です。システムズアプローチは個人面接、複数面接の別を問わず効力を発揮しますが、何といっても複数面接のすすめ方を私たちに教えてくれる点が頼もしいところです。構造派家族療法を発端とするジョイニングは、システムズアプローチの中でも最重要概念であり、これなくして面接は進められません。セラピストは、関係性の遠近、アップ・ポジションとダウン・ポジションと呼ばれるセラピストの位置を自ら調整し良好な関係性を築こうとします。さらに、第4回ではシステム・チェンジの技法を紹介します。

第5回 2022年1月23日(日) 家族療法の活用
まずシステムを構造・機能・発達から整理します。その上で、第5回では発達の視点を取り上げます。家族ライフサイクル論、多世代家族療法が提起した、時間性を活用する視点をおさえます。また、ミラノ派が活用した「肯定的意味づけ」から、特に来談者や家族を肯定する態度を学びます。また、質問を活用するアプローチの端緒と言える円環的質問法をおさえます。

第6回 2022年2月20日(日) コラボレーション〜まとめ
家族療法の根本思想は、半世紀以上の歴史を経て、来談者や家族といった対象の制御から、協働的関係の構築へと変化しています。どこまで過去の知見を生かすのか、他方、ナラティヴ・セラピーやコラボレイティヴ・アプローチといった近年の理論はどのように活用可能なのか、展開を整理し具体的な活用を目指します。さらに、研修修了後に実践に移すためのチェック・リストを用いて、さらなる研鑽へとつながる道標をお示しします。

*日程は変更となる場合があります。また、学習の進行によって内容を変更する場合があります。

 

時間:各回とも 10:00 〜 15:00

場所:Zoomによるオンライン開催

講師:田中究(関内カウンセリングオフィス代表、日本家族療法学会認定スーパーヴァイザー、日本ブリーフサイコセラピー学会常任理事)

安江高子(関内カウンセリングオフィス、日本ブリーフサイコセラピー学会理事)

参加条件:医療、看護、教育、産業、心理、福祉等の領域において援助職に従事している方、

もしくは当該分野の大学院生。守秘義務を遵守できる方に限ります。

募集人数:40名(最少開講人数3名)

参加費:55,000円(分納応相談)

申込締切:2021年9月12日(日)(早期に締め切る場合があります)

申込方法:お名前、ご所属、メールアドレス、電話番号、免許・資格を明記の上、

下記のフォームからお申し込みください。

お申し込み後、ご参加頂ける方には開催場所やお支払い方法等の詳細をご連絡致します。

※本研修会は、「臨床心理士」資格更新のための研修機会として申請する予定です。

 

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本研修会ではシステムズアプローチによる面接の進め方について具体的に学びます。毎回小テーマを設定しミニ・ワークから開始します(小テーマは本ページで後日お知らせいたします)。その後、ロールプレイを行うことで、知的な理解にとどまらず、システムズアプローチをさらに臨床実践に結びつけていくことを目的としております。参加者自身の枠づけ方や動き方の傾向を把握し、それらをよりいっそう活用していくことを目指します。

2021年度も全6回実施いたします。トレーニングの機会としてご利用ください。位置付けとしては「システムズアプローチ研修会基礎コース」の続編ですが、すでにシステムズアプローチの基礎的な内容を学習した経験がおありになれば、どなたでもご参加頂けます。

●2021年度

第1回:4月11日(日) テーマ:感情

第2回:6月13日(日) テーマ:(未定)

第3回:8月15日(日) テーマ:(未定)

第4回:10月10日(日) テーマ:(未定)

第5回:12月12日(日) テーマ:(未定)

第6回:2022年2月27日(日) テーマ:(未定)

 

【追記】本研修会は、単回で開催します。ご都合に合わせて1回ごとにご参加頂けます。

 

時間:各回とも 10:00 〜 17:00

場所:Zoomによるオンライン開催(もしくは神奈川県横浜市内の施設で対面で実施。感染状況を注視しつつ最適な開催方法を検討します)。

講師:田中究(関内カウンセリングオフィス代表、日本家族療法学会認定スーパーヴァイザー、日本ブリーフサイコセラピー学会常任理事)

安江高子(関内カウンセリングオフィス、日本ブリーフサイコセラピー学会理事)

参加条件:医療、看護、教育、産業、心理、福祉等の領域において援助職に従事している方、

もしくは当該分野の大学院生で、システムズアプローチの基礎的な内容を学習した経験が

ある方。守秘義務を遵守できる方に限ります。

募集人数:9名(最少開講人数3名)

参加費:9,000円(各回)

申込方法:お名前、ご所属、メールアドレス、電話番号、免許・資格を明記の上、

下記のフォームからお申し込みください。

お申し込み後、ご参加頂ける方には開催場所やお支払い方法等の詳細をご連絡致します。

 

インターネットからのお申し込み

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なお、上記のうち「システムズアプローチ研修会」は臨床心理士資格の継続ポイント対象に

申請する予定です。

 

研修会参加者専用ページはこちらからご利用ください。

 

 

スーパーヴィジョン

 

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当オフィスでは、臨床心理士やカウンセラーだけでなく、医療や福祉、教育領域等における対人援助職の方に対するスーパーヴィジョンを承っております。スーパーヴァイズは主としてシステム論に基づいて行っております。システム論は、個人面接はもちろんのこと、家族療法・夫婦面接、スクールカウンセリング・産業臨床といった、複数の関係者や集団に対する有効なアプローチを提供してくれます。

「システムズアプローチ」や「ブリーフセラピー」を用いて実践に当たられている方にも有益な視点をもたらしてくれるはずです。

また、リフレクティング・チームを用いながらスーパーヴァイズを行うことも可能です。スーパーヴァイジーのポテンシャルが拡がり、多様なアイディアへと開かれていくきっかけになると考えています。

詳細はこちらよりお気軽にお問い合わせください。